寸法文字編集(MT)
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【機能】
寸法文字を編集します。
【コマンド概要】
寸法文字の編集には、寸法文字の削除、寸法文字の変更、寸法文字の追加、寸法文字の作成、寸法文字の属性(高さ幅浮き)の変更、があります。

1. 寸法文字の削除
- 削除には、寸法文字列の削除、寸法文字の1文字の削除があります。
- 指示した寸法文字を削除します。
- 削除する寸法文字列が複数あるときは、アクティブリストに登録しスペシャルメニューの[アクト指示]を用いて寸法文字列をまとめて削除することができます。
【オペレーション例】
MT
- 削除する寸法文字{ ID,ACT }# <1>

【オペレーション例】
MT
- 削除する寸法文字 < 1文字 > ID# <1>

2. 寸法文字の変更
- 変更には、文字入力により寸法文字の変更、漢字スクリーンを用いて寸法文字の変更があります。
【オペレーション例】
MT
- 変更する寸法文字 ID# <1> <2>C/C
- 寸法文字(10) * L= 2 C/R
- 寸法文字(20) * L= 4 C/R
- 指示した寸法文字が順に変更されます。

【オペレーション例】
MT
- 変更する寸法文字ID#<1><2>C/C
- 漢字スクリーンが実行され、文字を変更します。
- {1.変更する,2.変更しない}*1 C/R

3. 寸法文字の追加
- 追加には、文字入力により寸法文字の追加、寸法文字に補助記号の追加があります。
【オペレーション例】
MT
- 追加する文字列 * 4 − C/R
- 追加する位置 ID# <1>

【オペレーション例】
MT
- オプションメニューの[φ]が選択されたとき
- 寸法文字 ID# <1>

■オプションメニューに任意の文字列を登録したいとき
登録方法には、GIPを用いる方法とコマンドを用いる方法があります。
(1)GIPを用いてスタートアップGALで設定する。
【機能】
- コマンドMT(寸法文字編集)の[追加 補助記号]モードにおける補助記号(オプションメニュー)の文字列の取出しおよび設定
【使用形式】
- call ssqsgv(iflg,idan,n,icde)
【引数説明】
- [INPUT]
- iflg:処理指定フラグ
- 0;取出し
- 1;設定
- idan:オプションメニューの段数(1〜5,11〜18)
- 1〜5段 1枚目
- 6〜10段 1枚目(設定不可システムが使用)
- 11〜18段 2枚目
- 19〜20段 2枚目(設定不可システムが使用)
- [INPUT/OUTPUT]
- n:パターン数(最高80文字)
- icde(n):パターンコードの配列
【機能説明】
- n,icde(n)は、iflg=0のときは出力、iflg=1のときは入力となる。
- オプションメニューの1枚目の6〜10段と、2枚目の9〜10段はシステムが使用するため設定できません。
(2)上記GIPを使用した「補助記号」設定コマンドDHOJを実行する。
- DHOJ
- 登録するオプションスイッチD#[φ]を指示
- 文字列 <80文字以内> * max C/R

4. 寸法文字の作成
- アイテム上に長さ寸法、角度寸法、任意の文字列を作成します。
【オペレーション例】
MT
- オプションメニューの[長さ寸法]が選択されたとき
- 寸法文字を作成するアイテム{ ID,ACT } # <1>

【オペレーション例】
MT
- オプションメニューの[角度寸法]が選択されたとき
- 寸法文字を作成するアイテム{ ID,ACT }# <1>

【オペレーション例】
MT
- オプションメニューの[任意の文字列]が選択されたとき
- 文字列 *L= 100 C/R
- 寸法文字を作成するアイテム ID# <1>

5. 寸法文字の属性(高さ、幅、浮き)の変更
- 寸法文字の属性(文字高さ、文字幅、浮き)を変更します。
【オペレーション例】
MT
- オプションメニューの[文字 高さ]が選択されたとき
- 参照する文字高さ(4.000){ 数値,ID,C/C=カレント値 }# 10 C/R
- 変更する寸法文字(10.000) ID# <1>
